ダリ展
会期:9月14日(水)~12月12日(月)
会場:国立新美術館
春あたりに告知を見て、楽しみにしていたダリ展に行ってきました。
↓は国立新美術館前の看板。メインの絵(タイトル:「奇妙なものたち」)を中心に赤と黒の配色がかなり目立ちますね。
そして入り口まで来てびっくり…大混雑で、入場まで30分待ちでした。
この美術館はロビーも展示室も広い印象があったので、あんまり混んでるところ見たことなかったんですがこれは…。
日曜日だし、あまりの人の多さに出直そうかなぁとも思ったのですが、またここまで来るのが面倒くさいので、列に並ぶことにしました。
結果、中も大混雑で作品も小さいものが多く、あんまりまともに見られませんでした。
正面から近くで鑑賞するには、牛歩の列に並ばないと無理ですね…。
できましたら平日の観覧をお勧めします!
館内の案内ポスター。
これは「子ども、女への壮大な記念碑」という作品です。
ダリ展の概要
サルバトール・ダリは、20世紀のもっとも有名なシュルレアリスム芸術家の一人です。
ガラ=サルバトール・ダリ財団(スペイン)、国立ソフィア王妃芸術センター(スペイン)、サルバトール・ダリ美術館(アメリカ)が所蔵する絵画・立体・映像など、約250点の作品を集めたものが今回の展示になります。
ダリ展の感想
正直混みすぎてて、あんまり近くで見られなかったんですが…。
ダリ単体の展示会って今までほぼなかったみたいなので、仕方ないですかね。
でもその絵の変遷や、細かい描写は自分の目で見て感じることができました。
とくに「奇妙なものたち」はダリの代表作のひとつだと思うので、実物を見られてよかったです。
最初の方はアカデミックな作品や、印象派っぽいもの、キュビズムを取り入れたもの…いろいろな作品があり、それらを統合して自分の描きたい世界観のスパイスを加えていったんだと思います。
しかし意外と最近の人なので、絵の具の保存状態とかもすごくよくて、鮮やかな作品が多かった印象でした。
赤とか暖色系が好きなのは、スペインと言うお国柄なんでしょうか?
「無意識」をインスピレーションの源としているそうですが、無意識がこんなんだったら怖いなぁ…。
でも「夢の中の光景」といわれると、なんだか分かるような気もしました。